漫才やってみたい。
という思いから、2022のM-1に出場してきました。初チャレンジです。
お笑い、漫才の感想をえらそうに書いて、自分でもやってみるとどうなるか試したくなりまして、37歳の初挑戦です。
M-1好きの友人とエントリーし、1ヶ月前からネタを考え、練習し、いざ本番。
M-1の出場者側の流れなんですが、まずコンビ名、個人情報、芸名、出場希望日を記入した申込書をだします。郵送で。
そのあとは、ひたすらM-1のサイトをチェックして、自分たちがどこの予選日に割り振られたか、自分で探さないと行けないんですね。連絡はゼロ。そらそうですよね。事務局お疲れ様です。
結果はまぁ、1回戦敗退です。当たり前なんですが、ネタ弱い、演る方も弱い。
多少オチ前からウケたんですが、まだまだでしたね。自己採点はやり切れた達成感から60点ですが、普段のここで書く第三者目線だと10点。クソですね。全然です。
しかし、わかったこともめちゃくちゃありました。ネタ、上手さ、会場。この3つが重要で、この総合点がウケにつながる。
芸人さんがやたらと会場が重いとか、客の話するの、そんなに関係あるか?と思ってましたが、まぁ重要。
参加した日がアマチュアだらけの日程で、1日で160組。8時間です。再入場禁止。観る側のテンションも大変。会場も埋まりは4割程度で、ガチM-1ファンと、途中入場の他の出場者の身内と思われました。なので、まぁ重い会場。われわれは誰も呼んでいないので、どアウェイ。素人は人を呼んででも会場を味方につけるのが大事ですね。ほんと。演者もひっぱられるし、我々の前のアマチュアコンビもウケなさ過ぎて、明らかにネタ飛んでました。今度から劇場観に行ったら、めちゃくちゃ笑うようにしたいとおもいます。
ま、敗者の戯言は置いといて、相方とネタを作る中で出て来たけど、我々には合わない「温泉宿」という没ネタがあります。
1回戦用なので2分ネタです。
とても好みなんすけど、どこかニューヨークとか金属バットぽいけど、システムっぽいしむずい。
『温泉宿』
AB どうも〜よろしくお願いします。
A このあいだ、温泉宿に行ってきまして、
B 温泉宿、いいですね。
A そこが最高だったんですよ
B へーどんな感じやったん
A たたずまいから歴史情緒ある宿でね。
B 歴史を感じられる温泉宿いいねぇ
A 入り口には有名人のサインが沢山飾ってあって
B いい宿行ったなぁ。誰が来てる宿なん?
B ???
A 兵藤ゆきさん
B メンツがえらい昭和やなぁ。昭和のテレビやん。時代もうちょい流せよ。
A それでね、食事がまた最高で
B 温泉宿の食事も楽しみですな
A お刺身がまた絶品で
B どんなお刺身でした?
A 女性の裸の体の上にキレイに盛り付けられていて
B ???
A どこから食べようか迷うのもまた楽しくて(迷い箸する)
B 昭和!女体盛りは昭和やな。大炎上するぞ!どこの温泉やそれ。教えろ。
A 楽しすぎてねぇ、お酒も飲み過ぎて、ころんじゃって
B 楽しみすぎや。飲みすぎたのわかめ酒ちゃうやろな。
A 膝すりむいたら、宿の人が赤チン塗ってくれて
B 昭和やなぁ!なんもなおらんやろあれ。なんやそこ
A 締めのデザートがナタデココで
B デザートは平成やな。女体盛りの後にナタデココ出す宿のどこがええねん。
A 食後には女将司会のビンゴ大会も始まってね。
B 騒がしいな。温泉宿でビンゴ大会すんなや。
A ビンゴ大会の景品がドリームキャストとたまごっちで
B 平成!景品が平成!
時代感どうなってんねんその宿。
ちなみに誰とその温泉いったんよ
A マッチングアプリで出会った女の子と
B 出会いは令和!!!
やめさせてもらうわ。
ありがとうございましたー