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(お笑い)伝説の一日 ダウンタウンの漫才


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ダウンタウンの漫才

10年前。


2012年の吉本興業100周年"伝説の一日"でダウンタウン

エキセントリック少年をやった。

ダウンタウンが舞台にたつと、これやるんかぁと思った記憶がある。

natalie.mu

ダウンタウンは誰もが知ってるお笑いのコンビであり、

お笑いの象徴として崇められ、

洗っても落ちないカリスマ性が身についてるわけで、

漫才(ネタ)のハードルは想像するに難くない。

 


そして、10年後の今。2022年の"伝説の一日"。

千秋楽3回目の香盤のトリには、ダウンタウンとしか記載がなく、
何の演目をやるのかと配信チケットを買って、たいそう注目した。

吉本興業創業110周年 特別公演 伝説の一日 千穐楽 参回目(4/3 15:10)online-ticket.yoshimoto.co.jp



というのも、ダウンタウンが漫才やりそうなフラグは少なからず立っていた


この10年の間に何があったかというと、
M-1が復活して松ちゃんが審査員に返り咲いた。

そこでの審査評も「くそーおもろいなぁ」とか悔しさをにじませたり、
「まあ、僕の好みなんでしょうけど、最近ツッコミの人って、結構こう笑いながら楽しんでる感じが、僕はそんなに好きじゃないんですよ……」と浜ちゃんツッコミへの愛とも取れるようなコメントをしたり、初期M-1での審査評とはまた違って、客観的でもありつつ、お笑いプレイヤーとしての面がちらほら見えるようなコメントが増えてきていた。

TwitterでもR-1やTHE Wの審査評をしたりと、お笑いに対する世間への見せ方はだいぶ変わっていたようにも見える。

キングオブコントの回では、キレッキレのコントをやってみせて、よりプレイヤーとしての面が強くなり、水曜日のダウンタウンの「おぼんこぼん」回でも、「漫才師にしかわからないものってあるからね」といったコメントも強く印象に残っている。

極めつけが、2022年3月21日にNHKで放送されていた「笑いの正体」でのコメント。

「漫才は日本語遊び。日本語って面白いというのが俺の漫才の根本にはある」

放送日、コメント内容からも4月3日(日)の「伝説の一日」を意識しているように見られた。

 

そして、2022年4月3日。

 

出囃子はEPOダウンタウン


www.youtube.com


ダウンタウンへ繰り出そうよ~」と合わせて下手から登場するダウンタウンと、
それと同時にせり上がってくるサンパチマイク。

メチャクチャしびれましたよね。

スーツ姿でいつも通りシャツの第一ボタンは締めず、ちょいゆるネクタイで決める松ちゃんに、パーカーの浜ちゃん。このバランスがまたいい。

スタイリスト完璧かよ。

サンパチマイク前に二人が立つだけで、もう何かはできあがっていて、
何を発しても爆笑をとれそうな雰囲気があった。

漫才内容は明記しませんが、

松ちゃんの巧みな言葉選びと一瞬???とさせるボケ。

それを瞬時に理解し、追いかけた方がよいボケとそうでないボケを判断し、
巧みに言葉を掴んで、間だけでもツッコミする浜ちゃん。

もうこの二人がすごすぎて、なんかもうすごくてすごかったですね。

 

やっぱ、浜ちゃんが怒るとおもろいなぁ。

 

期間限定でしか見られないこの二人の漫才。

もうちょい見たいと思います。

 

絶対買って見た方がいい。