出典:ドント・ブリーズ : フォトギャラリー 画像 - 映画.com
ドント・ブリーズ
盲目の爺さんの家に泥棒に入るワンシチュエーションホラー。
すいません、クリスマスイブにこんな映画観ちゃいまして嫁さんをげんなりさせてしまうくらい怖いです。びびらせられます。
一人も感情移入できるキャラはいないんですけど、人間を描いたホラーとしては素晴らしく、極めてストーリーの構成が映画的。
嫁さんは全くダメでしたが、俺はそこそこ好きでした。
点数:85点
出典:ドント・ブリーズ : フォトギャラリー 画像 - 映画.com
盲目の爺さんの家に泥棒に入るワンシチュエーションホラー。
すいません、クリスマスイブにこんな映画観ちゃいまして嫁さんをげんなりさせてしまうくらい怖いです。びびらせられます。
一人も感情移入できるキャラはいないんですけど、人間を描いたホラーとしては素晴らしく、極めてストーリーの構成が映画的。
嫁さんは全くダメでしたが、俺はそこそこ好きでした。
点数:85点
出典:百円の恋 : フォトギャラリー 画像 - 映画.com
酷すぎる生活と人間像。ふとしたことで変わる生活のきっかけ、動機。
セリフではなく、映像や役者の表情で描かれる確かな動機。
そこから変わっていく様。役者・安藤さくらがすご過ぎて感動した。
最後のボクシングシーンは最高ですよ。泣いた、そして、熱くなった。
点数:92点
出典:フォトギャラリー - プラダを着た悪魔 - 作品 - Yahoo!映画
美しいスタイルの女性たちとともに描かれるファッション雑誌の裏世界。
そこへ飛び込んだアン・ハサウェイの成長とファッション哲学、考え方。そこから感じられるのは見た目だけではないかっこよさ。
もっと違うスタイルのファッションが見たい。そう思わせる美しさ。
ストーリーはむしろオマケな感じさえした。
点数:87点
出典:ソーセージ・パーティー : フォトギャラリー 画像 - 映画.com
これまためちゃくちゃで最低なクソ映画でしたけど、それが逆に振り切りまくってて最高な映画。仁義なき戦いとは違う意味でのめちゃくちゃ度。
いや、同じなのか。。。違うか。
これを観に行ったのが、嫁さんとの交際記念日。ちょっと高価ではありますが、東麻布の不風流さんで食事をした帰りに六本木ヒルズのTOHOで。
繊細でアートのような美味しい食事をいただいた後に、クソジャンクでド下ネタな映画を観るこの感じ。
めっちゃくちゃ笑えました。
何が最高って、この映画の企画を通して、最後まで作りきった制作陣。
そして、この映画に冠を許したSONY。
話の筋とかめちゃくちゃなとこはあるんですけど、オチも最高なので、下ネタ好きなあなたには最高にオススメです。
点数:81点
前作2作分(仁義なき戦い・仁義なき戦い 広島死闘篇)を観て、各ヤクザに愛着も湧いてきたところでの抗争劇。こういう抗争劇大好きです。
次のシリーズに続くような前哨戦的な位置の本作は、誰と盃(さかづき)を交わしたかのポジショニングトークが一番楽しい。
その仁義に意味はあるのかないのか。盃を割れば無しになるのか。そんな意味があるのか無いのかわからないやりとりが本当に最高ですね。
そして、次作に続かせる終わり方。
早く次作が観たい!!!
点数:87点
仁義なき戦い 広島死闘篇
これもめちゃくちゃですね。広島。
今作も菅原文太こと広能が活躍するのかとおもっていたら、いやはや広島死闘篇。山中こと北大路欣也大先生が最高じゃないですか。どうしようもない正直で馬鹿なまっすぐな眼。こんな顔できないですよ。ラストシーンとかあれ、映画史に残る名場面でしょ。
千葉真一が演じる大友がくそめちゃくちゃなんですが、そのめちゃくちゃ加減がもう拍手送りたいくらい。やめてくれ~(©ライス)って思わず出てきましたね。
この二人がもう高めあいまくった映画の質だとおもいますね。菅原文太は全然主演でもなんでもないので、ちょっとがっかりしましたが、そんな事はどうでも良くなるくらい二人が良かった。
ちょっとストーリー的に好みではなかったのですが今回も傑作でしたね。
しかし、今回も人殺しすぎですね。広島怖ぇよ。イイ時代に産まれたなぁオレ。
点数:87点
この前に取り上げた映画「この世界の片隅に」がとてもすばらしかったので、この時代の広島県・呉市ってどういう状況だったのだろうかと興味が湧き、この映画にたどり着きました。「この世界の片隅に」が昭和21年までの呉市が舞台で、「仁義なき戦い」が昭和21年の広島県呉市の闇市から始まるお話し。前から観たい観たいと思っていたが、なかなか機会がなく、今しかないというタイミング。「この世界の片隅に」を観た後に観なくていつ観る!
いやはや、すごい映画でした。
この手のヤクザ抗争映画はあまり観たことがなかったのですが、入り組む人間関係に抗争の図が複雑すぎて鑑賞後も解説サイトで確認をしたくらい。
この映画のすごいところは、実際にあった抗争がもとになって、ほぼ実話ベースで作られているということ。それを知りながら観ると、広島県めちゃくちゃ怖ぇよ!手汗がすごかったです。セリフもリアリティ重視の深作欣二演出なのか、聞き取れない部分も多かったが、それが逆に戦後の混乱や乱暴なヤクザものを描いているようで、むしろそれが良かった。ケンカシーンのやたらにぶれるカメラなんかもものすごくドキュメンタリーチック。やはり、原爆が投下されるって何もかもが普通ではなくなるなと再認識しましたね。
そしてなにより、演者がみなすばらしい。全員そのまま。すぐに人撃ちそうやし、裏切りそう。親分とその女将も二人ともやらしい感じが最高。だれもが知ってる菅原文太大先生が演じる広能のかっこよさは、この後続く続編でどんどん磨かれていきますが、この1作目でも充分感じられます。
もう、めちゃくちゃな時代ですよ。
それが知れただけでも素晴らしい映画ですし、傑作ですね。
「まだ弾ぁ残っとるんじゃけぇのぉ」
点数:88点