炙るあざとさ 炙らない正直さ

刺身とか映画とかあれとかそれ

(ごはん)松屋のカレーとなか卯の牛丼


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出展:https://www.matsuyafoods.co.jp/menu/curry/cri_ori_170307.html

松屋のカレーはエモい。カレーをメニューとして出している牛丼チェーンは多々あれど、あえてスパイシーな辛口カレーを提示しつづける松屋。タイカレーやチキンごろごろカレーなど、ハズレの少ないカレーメニューの開発に熱い松屋。カレーへの熱い想いがメニューからも、そのカレーの味からもビシビシと伝わる。タッチパネルではおすすめにカレーを出してくる松屋。ここ最近松屋に入って、牛丼を食べた覚えがないくらい、松屋ではカレーを頼んでしまう。それくらい松屋のカレーが好きだ。吉野家すき家のカレーは違う。あれは、ただそこにいるだけのカレー。牛丼以外の選択肢としているだけの、無難でなんでもないカレー。松屋は違う。カレーがカレーとしてそこに居る。アイデンティティーを持っている。カレーあるがゆえに、松屋あり。松屋が先か、カレーが先か。それくらい、松屋はカレーなのである。このカレーは会長の肝いりとも噂に聞く。カレーは辛くてなんぼやと。会長、、、オレもそう思います。

 

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出典:https://www.nakau.co.jp/jp/menu/detail/in/1

ちなみに、牛丼はなか卯。正確には和風牛丼。過去になか卯すき家ゼンショーグループに吸収され、牛丼が消えた空白の時間があった。すき家との差別化のために。すき焼き丼みたいなものに差し替わった。その際、私はなか卯及びゼンショーグループに怒った。お客のニーズを全くわかっていない。なか卯の問い合わせフォームからも長文で抗議をした。それくらい好きだった。というか、私の生活における食のルーティーンが欠けてしまった。あそこに行くときのランチは、「なか卯で牛丼」と決めていた。そのなか卯に対する私の分人が消え失せた喪失感といったら。

1年後になか卯の牛丼は復活した。ありがとうなか卯牛丼ファンのみなさま。そんな、なか卯の牛丼は濃い目である。ゆえに、オーダー方法も決めている。牛丼の並をつゆだくでオーダーし、生卵のオプションは必須。運ばれたつゆだく牛丼の中央に箸で穴を空け、溶いた生卵をその穴に流し込む。その穴から箸を入れ、あたまの肉は動かさないように、生卵とつゆだくのご飯を静かに混ぜる。卵かけご飯のようなゆるめのご飯ができあがる。牛とマリアージュご飯は、目の前にあるカレー用のレンゲスプーンで食べる。これが最高にうまい。吉野家すき家でも同様の食べ方をするが、やはりなか卯なか卯さん東京にもうちょっと店舗増やしてください。腹減った。