炙るあざとさ 炙らない正直さ

刺身とか映画とかあれとかそれ

日本映画の説明セリフ


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https://www.bbc.co.uk/programmes/b008lz4y

 

日本のドラマや映画でよくみられる説明セリフ。

ストーリーを効率よく前に進めるためによく使われる手法っすよね。

 

例えば---

スマホが鳴る。A子は久々の父からの電話に出る。

A子「はいもしもし、あ、お父さん?めずらしいじゃん。なんか声暗いけどどうしたの?え・・・!!お母さんが、今朝倒れて?危ないかもしれない!?」

ーーー

 

よくありますよね。電話で受け側が内容を全部しゃべるやつ。

現実ではあり得ないあれ。

日本の映画見ていて、これがでてくると「もうやめてくれ、、、またやってるよ・・・」って一気にテンション下がります。 

 

たぶんリアルだと発してもこれくらいーーー

A子「うん、え・・・」

ーーー

で終わる。

ずっと無言ってのもあるとおもう。

 

ただ、これを映画でやるには巧みな表情の変化が必須。

 

是非みてほしい映像がこれ。

「表情は物語る~映画という言語~」という映像。

 

vimeo.com

 

説明セリフがあるせいで、日本の俳優は演技下手と言われたりもするそう。

 

映像だからこそ表現できる映像、BGM、効果音、無言、、、、

そんなSomethingをセリフのみで説明的に簡素化してしまうのは、日本の映像制作予算のせいなんですかね。