炙るあざとさ 炙らない正直さ

刺身とか映画とかあれとかそれ

(77)帝一の國/ナーメテーター・・・最&高。


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出典:帝一の國 : フォトギャラリー 画像 - 映画.com

 

帝一の國

完全にスルー、、、いや、観るつもりなんて全くなかったんですが、会社のソウルメイトからまじで観ろと激推しされたので鑑賞。

なんやねんこれ。ふざけんなよ。クソおもろいやないかい。完全にナーメテーター(fromライムスター宇多丸)ムービーです。パンフレットまで買ってしもうたやないかい!

原作漫画は未読。しかし、映画全体を通して感じる漫画的テンションや表情、キャラクター描写。この演出を貫き通した監督は素晴らしい。

永井聡監督はAOI Pro.のCM出身の監督。たしかに、画作りや演出もはCMの世界で15秒のうちの1秒1秒を大切にして来た人の演出というか。

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さらに、この映画の素晴らしいところは、脚本。話の筋の通し方や、キャラクターが行動する動機の合理性がめちゃくちゃしっかりしてる。原作漫画をうまくまとめているようで、漫画も読まないといけませんな。

あと、演者さん。最高ですね。菅田将暉を筆頭に演技がめちゃくちゃいい。出演者のほとんどが仮面ライダーとか戦隊モノ出演者らしく、映画館も8割女子でしたが、俺も惚れそうになるカッコ良さ。何がカッコイイって、本気で演じてるし、作品に正面から向き合ってる感じ。演者が輝いている映画ですよ。

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 吉田鋼太郎菅田将暉の親子シーンの真剣だからこそ笑えるあの空気感。竹内涼真演じる大鷹弾の男前具合。千葉優大の空気感。それに、、、はぁ、もう一回見るか。

 

点数:91点